タイリクオオカミは飼い犬の祖先であり、最も大型なイヌ科の動物です。
北アメリカ・グリーンランド・ヨーロッパ・アジアの北緯15度以上の地域に生息しており、原野や人里離れた地域で見られますが、人間の居住地付近に住むこともあります。
8〜12頭の家族集団が複雑な社会組織を形成し、ハンターとしても成功をおさめてきた優秀な動物です。
群れは広大な縄張りを巡回して、マーキングをします。
また10km離れても聞こえる遠吠えで存在を示し、他の群れとの直接対決を避けています。
強くがっしりした体型で、鋭い聴覚と嗅覚を持つハンターです。
主にシカやムース、カリブー、エルクなどを狩りますが、死肉やゴミも食べます。
子どもは、1ヶ月で乳離れし、親が吐き戻した物を食べるようになります。
食べ物が十分になあれば、3〜5ヶ月で群れとともに移動できるまでに発育されます。
その後1年以内に子どもは群れを去るかどうかを決めます。
多くの地域で、人間に迫害されてきた動物でもあります。