ナガスクジラは、世界中の季節のプランクトンが豊富な地域の外洋に生息しており、シロナガスクジラに次ぐ、2番目に大きい動物です。
泳ぎが最も速いクジラの1種に数えられており、そのスピードは時速30kmに達します。
背びれと胸びれと尾びれとが、灰色で後ろ縁がくぼんだ形の背びれとは、背中に添って頭側から3分の2のところにあります。
背びれから尾びれまではっきりと続く、隆起が、別名「レイザーバック」の由来ともなっています。
他の大型クジラ類と同じように、夏をすごす高緯度地方から、冬を過ごして子育てをする熱帯地域まで長距離を移動します。
うなり声や金切り声、そして、数百キロも離れても聞こえてきます。
とても低く大きなうめくような声で鳴きます。
特に南半球で、商業捕鯨によって乱獲されて、そこに生息していた個体群の約4分の3が殺されましたが、今では保護されています。
しかし、軍隊の設備や船舶の活動による低周波の音が、クジラのコミュニケーションを妨害しているのでは、ないかという心配も出てきています。